SP6600、D8600、B9800と使って来て足りているといえば足りているのだが、ここに来てなんとなく勢いでK18000を買ってしまった。
ランダムハウスや日本国語大辞典は前から欲しい欲しいとは思っていたものの、無いとどうしても困るというわけではなかったので、特に行動していなかったのだが、やっぱり最上位機種というのは気になる存在。最終的に思い切った理由は、
- 英和が大辞典だけだと関連単語が載っていない。例えば、動詞の名詞形。provide→provisionとかね。リーダーズやジーニアス大英和には載っていない。研究者にはそんな基本的な情報は要らない、ということなのでしょうが、私みたいに知識が中途半端だとそういうことを調べたいこともある。もちろん、その時だけD8600でジーニアスでひけばいいのだけど、なんかスマートじゃない感が。なので、大辞典と学習系辞典両方入っているのが欲しかった。
- B9800はSDスロットが1つ、というのもどうも不安な要素。現状、本体に朝鮮語、日韓、模範六法が入って、日中、中日がSD、英和活用大辞典は元々収録されているので入れる必要なしでギリギリ収まっているのだが、ドイツ語とかフランス語とか手に入れた時に入りきらなくなるなーと。D8600はダブルスロットだが英語系の辞書が弱いので、メインにはしづらい。
- リーダーズが2版と3版でけっこう違うみたい。インターネットの時代の語彙はやはり欲しいという気持ちが。
- 古語辞典も一緒に入っているのも欲しかった。SP6600に入っているので、困るわけではないが、1.と同じ。
まあ、上の4つだけが理由なら最上位じゃなくてK9800あたりでもいいし、最安1500円ぐらいからなので、かなり迷った。
しかし、買った後またいろいろ気になって、やっぱりもうちょっと上のがいいかとか考えて悩んだりすると時間のムダだし、この際最上位に、と決心。
エクスワードは何十年も歴史があって、最上位機種も世代ごとにある。極端な話、ランダムハウスと日国の入っているだけでいいなら2007年モデルのXD-GW6900でもいい。のだけど、上の条件をすべて満たすものに絞る。
ダブルスロットは2012年モデルからで、D,N,U,Kの4世代。XD-D10000なら安い時は3000円ぐらいで買える時もある。リーダーズ第3版を条件にするとU以降。ハード的には2014年のXD-U18000が最高峰で、2015年のKからはサブ液晶廃止など、正直コストダウンに入っている。ただ、サブ液晶がなくなったことはあまり気にしない。それより物理ボタンが一部削られていること、ボタン配置が換わっていることは不安要素。ニッポニカの入っているものは引かれるのだが、2016年のYからはSDスロットが1個に戻ってしまっているのでやはり対象外。
というわけで、結局XD-U18000とXD-K18000のどっちかに。そしてたまたま7000円台で買えたK18000が私の元にやってきた。
買った以上は長く使っていきたい。