FIVAに入れるLinux(2)


Vine Linux 2.5

 半年ぐらいいろいろ入れて試してたわけだが,2002年4月に待望のVine 2.5が出た。

vine linux

 Kernel 2.4, XFree86 4.2のVine,ときたらもう無敵。2.5βから入れて見たんだけど, なかなか力の入った作りでいいぞいいぞ,って感じ。
 リリース版2.5はβより変なところも結構あって「?」だったりも するのだけど,とりあえず満足な出来。

 で,KDE3.0, emacs21.4あたりを入れる。 GKrellM+longrunのプラグインももちろん入れてカッチョイー。画面は 仮想で1024×768で使うことにした。liloにvga=789でframebufferの 広い表示になる。

kde3.0

 xmmsの日本語表示がダメダメなのでLaser5のと入れ替える。

BlackBox

 KDEの美しさはすばらしいのだけど,起動にかなり待たされるので, 急ぎのときはBlackBoxを使う。これもVinePlusに入ってたりするんで, チョー楽勝な上にちゃんとgdmの選択肢に出てくる。ログインから5秒で使えるようになる。
 自分でstyleファイルを一生懸命書くと,KDEほどではないけど結構美しい Windowにできたりする。メニューはテキストを自分で編集するんだけど, シンプルで誰でも書ける。
 なんかいいことずくめやんか。

blackbox

 ちょうどリリースされたOpenOffice1.0にJUST HOMEとかに付いて来たりする Windows用のフォントを併せて使うと,もう本当にWindowsなんかいらねー状態。

純正CDドライブ

 2.1.5の頃からそうなんだけど,純正CDD MPC-142CDDが普通に使えないので, PCMCIAにpatchをあててCD-ROMを使えるようにする。
 とりあえずPCMCIAの起動時に挿してあれば認識するようになったのだけど, カード挿れたことに気づいてくれない。うーん,なんで?
 Redhat7.2はカードの抜き挿しを感知するのでKernel2.4だから, ってことではないと思うんだけど。murasakiが怪しいなあ。 っていうかkudzuもなんか文句言ってるような気もするし。
 まあ勝手に認識されても困る,という人もいるぐらいなので気にしないことにしよう。

Libretto用FDD

 ついでに前からやろうと思ってたFlushBuster対応もやった。
 Librettoが人気あったおかげで,Libretto用PCMCIAカードFDDは Linuxではかなり前から使えるようになってた。
 FDDの必要性は限りなく0に近づいてるとはいえ, 使えるようにしておくに越したことはない。
 最近はなかなか簡単にpatchがあたらなくて手動でやったりするのが チョト大変だけど,地道にやれば特に難しくはない。
 Windows2000だとY-E DATAのドライバーを入れても使えなかったので, なんとなくうれしい。WindowsMeでは使えたけど消しちゃったし。

 あとはSoftwareSuspendができるようになれば完璧なんだけど・・・ これだけはなかなかうまく行かない。惜しい。


参考にさせていただきました。

 CASIOPEA FIVA 206にVine Linuxを導入したメモ
http://homepage3.nifty.com/guitar/fiva/
 Linux on CASIO Cassiopeia Fiva(PCMCIA patch)
http://www.da-cha.org/fiva/fiva_ja.html
 FDD (PCMCIA)
http://at.squares.net/~tecchu/linux/c1xe/pcmcia-fdd.html

(2002.05.31)


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