FIVAに入れるLinux(3)
2.5が出た後,各方面から不満・苦情が結構あったみたいで,しばらくして
2.6が出た。
基本的にはapt-getでupdateしてれば問題は勝手に解決するので,あんまり
気にしていなかったんだけど,Kernelが2.4.19になるっていうんで,ついつい
入れてしまった。っていうか,2.6が出た当初,source-listがおかしかったみたいで
通常のupdateで勝手に2.6になったような気もする。
自覚的にやりたい場合は
# apt-get dist-upgrade
で,できるらしい。
いろいろ当てたパッチが無効になるので,作り直し。
なぜ2.4.19に食指が動いたかといえば,最初からACPI対応で,software
suspendができる可能性が高いから。
もしかしたらなんもせんでもいきなり使えるようになってないかな〜,
なんて期待したんだけどさすがにそれは甘かった。
しかし,
http://fchabaud.free.fr/English/default.php3?COUNT=3&FILE0=Tricks&FILE1=Laptop&FILE2=Swsusp
にあったパッチが簡単に当たった。
2.4.18ではココでつまずいたので大進歩。
で,xconfigしてSoftwareSuspendがメニューにでてくるので, 有効にしてkernel作り直し。コンパイルのときに1か所だけ エラーになったけど,適当に直した。
で,/etc/acpiの下にsleepボタン(FIVAの場合はFn+F3/F4)を押したときの event処理をするスクリプトを入れておく。このあたりは2.4.18の頃に いろいろ調べたのが役に立った。無駄にならなかったよー。祈るような気持ちでFn+F3を押すと...
うおおおおおおおおぉぉぉ!!やったあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!
長い道のりでした...
でも,まだ復帰したときにUSBが使えなくなるっていう問題が残ってます。
ちなみに電源切れるまでの時間はWindowsよりかなり短い。コレは便利。
ただ,復帰のときは通常の電源ON→NTbootメニュー→lilo→Vine起動・・
の途中でいきなり元のの画面に,という風になるので,時間がちょっとかかるし,
NTbootメニューのところでボケッとしてるとWindowsに行ってしまうのがチョイ難点。
仕方ないけど。うーん,modeスイッチでVineがbootするようにしてしまった方が
いいか?しかしMidori(←hda3にしか入れられない)も捨てがたい。
Konquerorの重さがイヤになってきたので
試しに入れてみたOperaがスゲー速くて感動。しかもアンチエイリアスのかかる美しい表示。
広告はあんまり気にならないけど,応援の意味で送金しようか・な・
とも思ったものの,Windows版とLinux版のDual Licenseは
日本語サイトでは受け付けてない。本家では受け付けてるけど,$54する。
うーん,微妙・・・プリンターも調子悪いし,MOもほしいし,CD-RW/DVDも.......
しばらくFree版で行こう...
ちなみに画像表示はGImageViewがよさげです。
http://www.homa.ne.jp/~ashie/gimageview/
当初は機能は豊富なものの全般的に遅くて難儀だったけど,いつの間にやら高速化が進んでる。
MPEGを再生したいならコレ。
http://www.people.freenet.de/for_Ki/
SDLとsmpegが要るのでvineのパッケージから入れておきましょう。
非力なFIVAでもこの程度なら問題なし。
最近の流行はxineらしいけど,コンパイルに時間かかるし,なんかやたら
エラー出すし。単機能のものを組み合わせて使う。いつの時代もこれが基本ですね。
文字だけの文書をWordで作るようになったらもうおしまいです。クワバラクワバラ。
BlackBoxとOperaとGimageViewとEnjoyMpegで快速Multimedia対応Vine(笑)
がほぼ完成。サウンドは結局ALSA様に頼ることにしました。あっちがダメなら
こっちがあるさ。これもPC-UNIXのいいとこですねえ。CanonのUSBスキャナーは
かなり厳しいみたいだけど,まあいいさ。最悪EPSONの古いのを引っ張り出せばいい。
なんか知らんけどカード挿したときも自動的に
認識されるようになりました。なんだかんだいってだんだん良くなってくね。
こんな素晴らしい環境が無料で使えるという文化の存在に感謝するのみです。
ちなみにxmmsのskinはwinampのものを使えるのは言うまでもない。
うー,FDDのパッチ当て直しをまだやってない。
(2002.12.31)
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