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Libretto20
無限の可能性を感じたんだけど・・・
歴史に名を残す初代Libretto。640×480ながらTFTの美しい液晶,
860g,VHSビデオテープサイズのWindowsって何に使えるかなあと考えるだけで
ワクワク,っていう世界。
どこに持っていくにも負担にならず,地図とか入れってったり,デジタルカメラの
画像の保存用にも持って行ったりした。
机の上に置いて邪魔にならないので
2001年の春まで無理やりWindows95で文書編集に使っていたんだけど,
さすがにpopupメニュー1個に1.15秒(体感)待たされる遅さに耐え切れなくなってFIVAに変えた。
いや,Librettoに罪はないのだよ,うんうん。
で,とりあえずwindowsでメール転送とファイルサーバーにしていたけど,
転送がUnixでできるようになったのでVineLinuxで使うことにした。
UnixのいいところはGUI表示を使わなくてもたいていの機能が使えるところ。
文字だけなら486だってめちゃめちゃ快適。
フレームバッファでいきなり40行表示できるし,konも40行は問題なし。
これにscreenを併せれば最強。SSHでリモート操作も楽勝。
のたのた動くGUIなんかより100000倍ぐらい使いやすい。
DOSに降りたらまったく無力なWindowsのダメさばかりが感じられる今日この頃だったりする。
(DOS用LANドライバーとLAN Managerで何とかしようと考えたこともあったけど,
時間をムダにしなくてヨカッタ!)
とはいうものの実際はこのパソコンを直接触ることは少ない。
ファイルサーバーとプリントサーバー,メール転送用なんだけど,消費電力も少ないし,
1時間ぐらいは停電しても大丈夫なんで,常時稼動サーバーなわけです。
おまけだけど,beep2
http://www.kip.iis.toyama-u.ac.jp/~shingo/beep/index-j.html
でbeep音を使ってちょっとした音楽を鳴らしたりなんてこともできます。
音階を並べたファイルを用意すれば(サンプル:
kuma.bps)
# beep2 -s kuma.bps
で再生できる。単音時代の着メロって感じだけど,
PCM音源のついていないLibrettoでは結構嬉しかったりするんだな。
cronを使って正時に鳴らしてたりします。
PCM音源があればMP3大量にぶち込んでおいて有線みたいにエンドレスでかけ続けるなんて
技もできたんだよね。うーん,実に惜しい。もちろんUnixならMP3再生もX無しでできる。
(DOSでもできたような気もせんでもないけど・・・ドライバーがないか。ファイル名もアレだな。)
sambaのファイルアクセスはWindowsからもUnixからもOK。こんな便利なもの
使わない人の気が知れない。
(2002.05.21)
beep2のサイトは消えてしまったみたいなので↓ここから。
http://web.archive.org/web/20060208234359/http://www.kip.iis.toyama-u.ac.jp/~shingo/beep/package/src/beep2-1.2a.tar.gz
(2007.03.21)