メール転送


Cメールを活用します。パソコンに送られても読みたい。

 パソコンに届いたメールが携帯電話に転送されたら便利ですね。
 ISPを1つしか使っていなくて,そのISPがメール転送をサポートしていればかなり楽です。 転送先をEZwebのメールアドレスにすればいい...
 のだけれど,パソコンに送ってくるメールは結構長くて,受信料がかなりかかってしまいます。 EZweb@mailは5000文字まで受信できて,それはそれでありがたいのだけど,そんなメールが ボンボン届いたらたまりません。そのメールが広告だったりしたら最悪。  っていうわけで,分割してCメールに内容がわかる程度に短くして転送します。

 Cメールはインターネットから直接送れたので当初は分割してそっちに送っていた。これが チョーありがたかったし,このサービスがauのユーザーを結構増やしてたと思うんだけど 残念ながら2001年12月で終了。まあ,なんちゅうか,所詮携帯電話会社なんて 殿様商売なのね,と再認識。幻想は捨てよう。

で,転送の方法だけど,大きく言って転送サービスを使うか転送ソフトを使うかだ。

1.転送サービスを使う

 EmCmが代表的ですが,他にもあるみたいです。
 でもこの方法は正直怖い。送信元と送信先と転送先のメールアドレスを全部渡してしまう上に, メッセージ内容を読み取られても文句言えない,と言えなくもない。
 なんで使ったことないんで詳しくは知りません。
 関係ないけどne3.jpとかne4.jpとかもかなりヤバイような気がするんだけど,何も考えず喜んで紹介してる 番組ってバカ丸出しだよな,と思わずにはいられませんでしたね。:-P

2.転送ソフトを使って転送する

 常時接続の環境があって,つけっぱなしにできるパソコンが1台あるなら,こっちのほうがいいと思いますね。
 転送ソフトにもいろいろあって,フツーのWindows ApplicationタイプとかWSHスクリプトタイプとか。
 一般的にはWindowsApplicationタイプがわかりやすそうで数も結構あるのだけど, 整形機能とか付いててやりたいことができそうなのはたいていシェアウエアだったりする。

2-1.「MailForwardController」

 なんとかフリーで転送条件の設定,引用の削除,分割転送なんかができるのを見つけたので, しばらく使ってみた。
 結論としては実用には耐えない出来。
思いもよらないことで強制終了したり,設定が勝手に消えたり,反映されなかったり。
 転送条件が反映されないってことは届くはずのメールが届かないってことで, これは致命的なのだが,どうもそれがわかっていないみたいで,どうでもいいところが先に 改良されたりする。
 作者は意見・バグ報告を積極的に受け付けてくれて一生懸命やってくれてるみたい なので申し訳ないけど,信頼できるレベルにはたぶん永久に達しないと判断。

2-2.PopMan

 Windows上でしか使えないのもかなりイヤだったのでなんとかUnixで(も)動くのを 探していたとこでこれを見つけた。
 http://www.geocities.co.jp/MotorCity/5507/PopMan.html
 Javaで書いてあります。なのでWindowsでもUnixでも使える。
 正直,かなり理想に近い形。これを導入したおかげで24時間稼動のパソコンをWindowsから Linuxに変えられました。Xを使わなくてもいいのでイライラも軽減。

 Javaで動くんで,かなり大量にメモリーを消費する。まあ,それはしかたないとしても 1アカウントにしか対応してないんでアカウントの数だけ起動しなきゃいけないとか 微妙に使いづらいところとかもあって,できれば直したいのだが,ソースが公開されていない。 「JavaMailで一から書き直したほうが早いし」とのことだけど,さすがに一から書き直すよりは ベースがあったほうがいいよ。うーん。
 カンパウェアで900円とか。ソースが公開されていれば迷わず払うんだけどね・・・

2-3.実用すくりぷとん

 http://mah.pobox.ne.jp/ubiqun.shtml
 基本的にJ-Phone向けみたいですが,ちょっと直せば EZwebでも行けるでしょう。...と目論んでいたのだが, 調べてみたらメールサーバーの中の自分のhome directoryに置かなきゃいけない。
 そらちょっとムリだわ・・・。

  と,思ってあきらめてたのだが,いつの間にか自分のパソコンから取りに行けるように 進化していた。(POPモードってのがついた) ってわけで早速使ってみた。
 結構な歴史があるんでさすがに分割/逆順,フィルターとかなかなかイイ線行ってる。
 やっぱり1アカウントごとに起動するんだけどperlのスクリプトだし, cronで起動なんでそれほど負担はない。
 整形機能とか物足りないところもあるけど,自力で何とかできないこともない。
 っちゅーわけで現在はこれでやってます。

2-4.自分で転送ソフトを作る

 自分が100%満足するもの結局自分で作しかないかなあ,という気はしているのだけど・・・
 JavaMailなんかも結構情報が増えてきてるしそんなに難しくもなさそう。 とはいうものの,perlでできてしまうならそれでいいか・・・?むー,微妙だ。

(2002.05.20)



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